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舞台の記憶あれこれ〈7/2あとがき追記〉

今日で2013年の半分が終わってしまいます。
歳を重ねるほど、1年間が短く感じます。
生きた年数分の中の1年だから、そう感じると聞いたことがあります。
20分の1と50分の1では、そりゃ分子が随分小さくなるわね(笑)

さて、私が舞台「ストレンジ・フルーツ」を観劇した最後の日から
ちょうど一か月が過ぎました。
遅まきながら、今日はこの舞台のマス担ならではの萌えどころを
記しておこうと思います。

役者増田貴久、千葉役の演技を観てストーリーに浸って欲しいと
言われていたのですが、そこはマス担の悲しいサガ?
演じるまっすーの随所に、にじみ出ていたモノを見逃しはしません(笑)
前置きはこの位にして、本題に入ります。


      舞台ストレンジ・フルーツ〈私目線のまっすーの魅力〉

●チャプター5の場面
バタバタと小走りに上手から登場したまっすーの第一印象は、頭デカイ!
狂気を表すために、髪の毛の後頭部を逆毛に立ててセットしているものだから
余計に頭デッカチになっていました。
黒いジャケットの肩幅がバーン!と張っていますし、とにかく上半身が
大きくて、その割に下半身が細くてちんまりとしているので
等身全体のバランスが、逆三角形に強調されていました。

まっすーは胸肩の厚みがありますし、首が太いし、真横から見ると
鼻から後頭部までの距離が普通の人より長いですよね。
テレビやDVDでは、あまり感じませんが、生で見ると横姿の迫力が違います。
だから横から見ても、普通の人の正面ほどの存在感が素晴らしいです。

演技で怖い顔をしていたり、怒鳴っているまっすーに私は特に萌えはなく。
カナの棺の向こう側で、座っているまっすーの背中!
少し斜めに構えている背中の表情が、もの凄くエロティックに感じました。

まっすーとファンにとって、背中は特別なアイテムですよね。
アイドルまっすーでは、独特の背中も可愛く感じてしまいますが
ここの場面での、まっすーの背中には、千葉の宿命と苦悩と恍惚がどっしりと
背負われていました。
背中一つで演技を貫徹できる増田さんが、素晴らしいと思いました。

私は二回共、ほぼ正面からの観劇だったので背中しか見えませんでしたが
横端の席からは、まっすーが小刻みに震えていたり、表情で細かく演技を
しているのが、はっきりと見えたそうです。

●チャプター4の場面
ここでは、割と早口で長ゼリフをまくし立てていて、私はあまり付いて行けて
なかったです。
その中で印象的な場面がありました。
「クロスロードで悪魔に出会った」というセリフのあたりでしたかしら。
まっすーが足を大きく踏み出して、腕を前に差し出して、頭をクイッと傾げる瞬間。
あれは、非常にかっこよかった!
まっすーのダンスでも、よくやるポーズですよね。
まるで踊るように演技をする増田くん。
これは、ダンスが出来る人ならではの演技だと思いました。

サンドイッチを食べるシーンでは、私はまっすーの喉仏に釘づけでした。
まっすーがゴクンと飲み込むと、くっきりとした喉仏の形が、下の方に
ぐいっと5センチ位移動するんですよ。これは凄い発見です。
きっと、まっすーと向い合せで食事をする人は、この喉仏の動きが
気になって、自分の食事どころではないと思います。

モリシタと激しくやり合うシーンでは、二人の距離が25センチ程に近づく瞬間が!
まっすーと、あんなに至近距離で大声で叫び合うなんて、息がスゴイことだな。

上手の端、定位置で長いことパソコン操作をしている千葉。
ここの立ち姿が決まっていて、そのかっこいいこと!
伸ばした左足、広げて曲げた右足、両腕と頭の角度。
どこを取っても無駄なポーズが一切ありません。
ここのセリフのない立ち姿に、まっすーがこだわったのは間違いないと思います。

●チャプター3の場面
ここでは何と言っても、まっすーの魅惑プリケツですよね(笑)
美晴さんの為に薬を取りにいく時と、バケツを取りに行く時に、舞台中央から
上手へ一気に駆け抜けます。
その走り出す瞬間、前屈みになり足を曲げるものだから、お尻が後ろに突き出ます。
そのお尻の形が、上の位置でキュッと締まっているのを、しっかりと確認!(笑)
まっすーのお尻って、お尻と言うより足の付け根の後ろ側の筋肉という感じなんです。
あー、なんて魅力的なんでしょう。まっすーの筋肉に裏打ちされたプリップリッ!

さらに、下手の水道でバケツに水を入れる時、後ろ向き前屈みになるので
お尻の上の部分の〇ンツが、丸見えになってしまいます。
まっすーのボトムは、サゲパンであっても、お尻の一番高い位置で必ず
ちゃんと止まっています。

問題は、その上の部分です!
まっすーのお尻は普通の人より、かなり上の位置で盛り上がっているのです。
したがって、その俗に言う割れ目の部分は、結構上の方まで達しています。
ハートマークの上半分のカタチを想像してみて下さい。
ですから、必然的に少しのサゲパンでも、割れ目がしかと現れてくれるのです。
ごめんなさいね。マニアックな見解を、どうかお許し下さい。

●チャプター2の場面
ここの最初の場面の千葉くんは、まだ黒くなくて、青春群像劇っぽい。
Tシャツの上部分が白くて、下の方は黒。
半分は白千葉っていうのをよく表現された衣装だと思いました。
髪の毛もコンパクトに収まっていて、サラサラ感があります。
まだ、明るくワチャワチャとした7人のアーティスト達の関係性です。
他の人のセリフに反応して、「およっ?」とした表情と肩と腕の動作には
レジデントの真中くんを彷彿させるものを感じました。

ここでは犬飼くんとのアドリブシーンも注目です。
5/30の犬飼くんは宅配業者の設定で「セーラー服セットSサイズのご注文」と
呼びかけました。
まっすー、いや千葉さんは断固「違います!」と否定していましたが
そもそもSサイズが無理だよね。2Lくらいじゃなきゃ、あのガタイ入りません(笑)

あんまり犬飼くんがしつこく絡むもんだから、この時まっすーは困ってしまい
奈央ちゃんの方を向いて、助けを求めるかのようにアイコンタクト!
下手端で客席に背を向けていた奈央ちゃんの表情は、しっかり見えましたよ。
まっすーに対して「エッ?エッ?」って感じで、大きな瞳をさらに大きく見開いて
見つめていました。
増田さん、困った時は、ファンに救いを求めてくださいね(笑)

ところが、そんな犬飼くんを、まず最初に脱落させる羽目になってしまった千葉。
その苦悩を表現する場面で、中央でへたり込んでいるまっすー。
下半身は下手に向けて、上半身は後ろ向きにねじって座っています。
右腕は、床に下ろして上半身を支えています。
7月の設定だから半そでTシャツ一枚の薄着です。

この時、右腕の肘から手首にかけて、太い血管が一筋しっかりと確認できました。
腕の内側に通る血管なので、もしかしたら私は初めて見た血管かも(笑)
そして、Tシャツから透けて確認できる、まっすーの広い背中の筋肉!
それに対して、ねじれている腹部の非常に細いこと!
見事な逆三角形を形取っていて、素晴らしく美しい!

上の位置から観ていた方のレポでは、屈んだ時Vネックの胸元の隙間から
まっすーの胸筋からお腹まで、全部見えてしまったそうです。
胸筋の谷間のラインとペタンコの腹部が、はっきりと確認できたって!

ねえ、久良間先生。貴方の弟子の千葉くん。
彼の、腰から上半身こそが、究極の芸術作品だと思いませんか?
彼のリアル等身大の胸像を作って下さい。
そして舞台のグッズとして、受注生産〇十万でも…欲しいです。

●チャプター1の場面
ここのまっすーは、もう全部と言っていいほど、相手を見ての演技なので
横顔と後ろ姿の記憶しかありません。
迫真の演技に圧倒されていましたので、萌えポイントどころではなかったです。
ただ、ただ、演技に吸い込まれ、お話の世界に没頭していました。
まっすー、すごいよ、まっすー…

〇カーテンコール
演技終了直後に出てきたまっすーは、私が初めて見る顔つきだったので
胸が締め付けられる感覚がしたのを覚えています。

涙と汗でいっぱいの顔を、ゴシゴシ拭いて出てきたんだね。
前髪が上に跳ね上がり、この時初めて額が全部あらわになっていました。
黒くてきりりとした眉を、しっかりと見ることができました。

その表情は、演技が終わっても、まだ泣き止んでいないような…
観客に観られていることに、まだ意識が及んでいないような。
演者から、アイドルを意識して観客の拍手に答えようとする間の、ほんの一瞬だけど
自分の心の中に入っている、素のまっすーを私は感じてしまいました。

それくらい、全身全霊でこの千葉役に入り込みきった証なんだと思います。
一礼した後は、しっかり観客に向かって想いを発信する、いつものまっすーでした。

キャスト全員で並んだ時には、もう満面の笑みのまっすーです。
隣にいる山本さんに対して、いかにも畏敬の念を抱いているような対応をしていたのが
まっすーらしくて、いいなあと思いました。


私が感じた、舞台のまっすーの様子と萌えポインツは以上です。

追記に、〈あとがき〉を追加しました。

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ペケポンとRING

NEWSが出演したペケポン川柳を観ましたよ。

バラエティー番組にNEWS4人が揃うことは
そんなにないことだったので、楽しみにしていました。

お行儀の良い正座に萌えー!と思ったら、
小さなイスをお尻に当てていたのですね。

まっすーは今回、青いモノがちゃんと確認できました!
わあ、大人っぽいと感じてしまいます。
髪の色は紫系という斬新さ。私には、うーん、イマイチかな。
でも珍しいから、良しとしましょう(笑)

まっすーの衣装は、主張の強い配色のボーダーでも、ボトムが黒一色だから
落ち着いて見えましたし、良く似合っていると感じました。
シゲにサーモンピンクが似合うことは新発見です。
慶ちゃん、ホントに凄く日焼けしてるね。
てごにゃんの金髪には、まだカビが生えてなかった(笑)

まっすーの笑顔や色んな表情が見れて、安心しました。
アップも多かったし、エクボも見れたし!
4人の個性が立っていて、とても仲良さげな雰囲気だから
NEWSのバラエティ出演を、もっとたくさん観てみたいなー。

川柳のクイズは、初めの方のは簡単だったけど
二つの意味を持つ下の句は、私にも難しかったです。
いつものまっすーに比べると、今回は大健闘だったよね(笑)

来週の土曜日には「音楽のちから」に出演が決まっています。
とても嬉しいことですが、12時間の音楽番組なんですね。
NEWSのおよその出番時間は発表されませんか?
この日は午後から夜まで女子会があるので、録画予約するしかないのですが
12時間連続録画はキツイなー。


それから、今週のRINGはまっすーの番でした。
出だしの文から、明るい!
こんな明るいまっすーに触れるのが、久しぶりな気がして
一瞬で楽しい気持ちが広がりました。

濃い顔のまっすーとの、間違い電話でしたね(笑)
Jr時代にお世話になった方と久しぶりに会話をして、
昔の頃の自分が思い出されてきたんだね。

Jrの頃のまっすーは「髪さらさら」って自分で言ってる!
キラキラサラサラって可愛がられていたのを知ってた?
「ダンス命」そうね、シャカリキって言われていたもんね(笑)

私がまっすーのNEWS活動を押す原動力は
まっすーの「ダンス命」を応援したいのが大きいです。
ダンスが大好きなまっすーのシャカリキに踊る姿を
これからもたくさん見ていきたいと思っています。

アルバムの一曲目をまっすーがプロデュースしたのですね。
曲の立案から制作まで携わったということですか。
10年経って、4人になって、自分の意見でやらせて貰えることが
増えたのは嬉しいでしょうね。
早く歌を聴いて、まっすーの心に寄り添いたいな。

今度のライブ衣装も、まっすーが考えたということにも
とても楽しみにしています。
テゴマスでのライブ衣装も、どんどん洗練されてきていますよね。
NEWSの個性を活かし、曲とセトリの情景に合わせる増田先生のセンスに
期待をしていますよ。

「あの曲」って、あの曲かな?やってくれるの?

最後に、まっすー。
これからもずっと、ファンの気持ちに優しいまっすーでいてくださいね。


ジャニネ~☆

「君は治療薬でもあり、毒でもあり」

まっすーのソロ曲Remedyの解説です。
あー、これは私にとってのまっすーのことだよ。
時にはキケン、愛情が深いがゆえの副作用的な毒ね。
ごく最近、感じたよ(笑)

ジャニーズ・ネットを見てきました。
自由にしゃべり続けるNEWSが、いいなー!
本人達が楽しんでるから、見ているこっちも楽しくなるね。

慶ちゃんが一生懸命舵を取ろうとするとイジられて
ぐたぐたになっちゃうけど、結局は自主的にまとまる(笑)

てごにゃんは、あの明るさがいい!
「にゃにゃにゃにゃーにゃー」可愛いよー。
打たれ強い、あの攻め姿勢がクセになります。
手越さんは全国にいっぱい彼女がいるんだね(笑)

前回のてごソロ曲歌詞は、冷静に聴くとコードギリだったかな?
まっすーが「シモネタの歌ね」って言うのは、余計にヤラしいよ。
増田さんは「ふっふっふ」って聴いていたのかしら。

まっすーの髪色はアッシュですか。とてもおしゃれなカラーだね。
バックの鏡に映る後頭部が愛おしくてガン見です。
胸筋あたりにも、つい目が行ってしまうよ。
まっすーは落ち着いた雰囲気で、少し大人びた感じがします。
大きな仕事をした後の、充足感を醸し出しているように見えました。

メンバーみんな、シゲのことが大好きなのは間違いないよ(笑)
興味があるのは好きの証拠!
ソロ曲の解説がたくさん出てきたね。
シゲが嬉しそうにしているのが、私も嬉しいです。

10分以上も、こんなに自由にしゃべれるのは、4人の信頼感があればこそ。
とにかく、NEWSでいるのが楽しくて仕方ない!
うーん、とってもいい感じだよ!

ウェブの短いバージョン動画も見ました。
イジられリーダーのキャラ、見事に確立されてますね(笑)

今度のライブは4人のアルバムを引っ提げての、だから本当の意味で
今のNEWSを思う存分楽しめるライブになります。
もう涙はいらないね!
4人の歌声とパフォーマンス、心の底から笑顔で楽しみたいです。

あ、〇ラ振り回すのはチョット危険なのでは…と老婆心(笑)

NEWSとテゴマスの増田くん

「渚のお姉サマー」はいい曲だね!
こんな夏感満載で、気分が盛り上がる歌が私は大好きです。
ちょっと色っぽい歌詞もNEWSが歌うと爽やかだし
何よりNEWSは歌ウマなんだと、感動します。

まっすーのロングインタビューも読みました。
NEWSとテゴマス、
「どちらのよさも生かせるようにがんばりたいと思ってる。」
まっすーがNEWSに懸ける想い、テゴマスで培ってきたもの。
どちらもまっすーには大切な財産ですし、これからも全身全霊で
良いものを届けていきたいという意気込みは充分に理解しています。

私は増田ファンとして、どちらのまっすーも大好きだから両方観たい!
二つの活動の弊害を憂うより、一粒で二度美味しい魅力を味わえることに
感謝して、楽しんでいきたいと思います。

NEWSのライブが2回続いたら、きっとテゴマスも…♪
テゴマスが表現する、生歌の世界観が大好きなので、期待を込めて
おとなしく待っていますね。

まずこの夏は、アルバム「NEWS」の曲にとっぷり浸かりたいです。
ライブでは4人だからできるパフォーマンスをとっても楽しみにしていますし
大好きなシゲにデレるまっすーが観たいです。
まっすーの魅惑ダンスがたくさん観られたら、最高です!

インタビューの記事に話をもどします。
10年間のNEWSの軌跡を語るまっすーの素直な言葉を
涙が出そうな気持ちで読みましたよ。
「自分がどうにかできなかったことをすごく反省もした。」
まっすー側の立場で、中々言えることではないと思いました。

まっすーはいつも自分の想いや感情について、とても素直に語りますが
相手側の立場になって考えてみることも常に忘れません。
どちらの想いにも思慮深く受け止めて、自分の心に折り合いをつけて
前に進んで行くように感じました。
だから、今はもうすっきりと、前を向いて歩いていますよね。
ファンも、これからのNEWSと共に歩む時間が大切なんです。

まっすーのいる、NEWSというグループが好きだから
これからも全力で応援していきます。
まっすーも大切なNEWSの仲間と一緒に、幸せそうな笑顔を
いっぱい見せてくださいね♪

素敵な週末~☆

先週金曜日の夜…

初めて、たかくんの夢を見ることができました(笑)

若い頃はね、見る夢も奇想天外で面白かった。
現実では有りえない楽しい夢、見たことのない美しい世界が広がる夢…

歳を取り、ここ10年くらいは現実的な夢ばかり見て。
だいたい、一週間位先の予定が夢に出てくる。
つまんないね。夢の中さえ現実と同じだなんて。

金曜日の夢は楽しかったよ(笑)
夢のお話に、少しだけお付き合い下さい。

娘と一緒に和食屋さんに入って、広い楕円形のカウンターに座ったら
斜め向こうに、まっすーがいました。
なぜか21歳頃の若いまっすーで、ぷくぷくしていました。
にこにことご機嫌な様子で、彼のまわりは和やかなムードです。
まっすーの隣に、赤ちゃん連れの家族が座っていて
まっすーはその赤ちゃんが可愛くて、膝に乗せてあげて、笑顔で
あやし始めました。
そんなまっすーが、まるで赤ちゃんみたいに可愛く見えて、
私はまっすーの方こそ、自分の膝に乗せて可愛がりたいなーと、眺めている夢。

うーん、これは私の深層心理が透けて見える夢だな。

実は私、DVDのオフシーンの中で、3本の指に入る激萌えシーンが
「はーちみーつ食べてる~」のまっすーなんです。
楽屋で、ジャージ姿で、チューブ入りの蜂蜜を吸いながら腹筋してる場面ね。

あの口元のアップ!ぷくぷくホッペでちゅーちゅー吸っている唇が、
まさに赤ちゃんがミルクに吸い付いている動きとおんなじなんです。
あれ見て、まっすーの赤ちゃん時代が想像できたもん。
きっと、強い吸い方で、ミルクをゴックゴック飲んでいたんだと思った。

で、腹筋してるもんだから、カメラが曲げた両膝の間から入っているでしょ。
あれなんか、オムツ替えのアングルじゃん!
あーーー、これはなんたる赤ちゃんプレイって、萌えまくりましたの(笑)

成人している青年に対して、失礼な見方なんですが、私には時々まっすーが
無垢な赤ちゃんに見えたり、無邪気な幼児に見えたり、夢見がちな少年に見えたり。
見えるというより感じてしまうんですよね。この人の持っている純真さの作用で。

美しい恋のDVDでは、増田王子の「ママ~!」の、あの嬉々とした言い方がツボなんです。
26歳男子がママのこと呼ぶのに、たとえ演技でも、あんな嬉しそうな表情できませんよね。
心の底からお母さんのことが大好きで、その感情のままに大きくなったんだと思います。
私、この先に何か辛いことがあっても、まっすーにあんなに嬉しそうに呼ばれるのを観たら
乗り越えられるとマジで思いますもん。

母目線として、まっすーには随分と癒されてきましたし、幸せな気持ちにさせて貰えました。

最近はねえ。もうすっかり大人の顔も見せちゃって(笑)
20歳から27歳の成長、当たり前なんだけど、私の想いはちょっぴり対応に苦慮してるかな。
今のまっすーに大人の男子を感じ始めて、慣れてないからドギマギしてるのかも。
すくすくと、健全に育っていることを、喜んであげないといけませんね。

この前のMステとか、7月号アイドル誌の猫耳ピンナップのまっすーを見ると
まだまだ可愛い方もイケていますので、安心はしましたよ。

色んな顔をあわせ持つ、魅惑のアイドル増田貴久くん。
この人は歌とダンスが極上プロなうえ、人柄が素晴らしいと評判なんですから。
この先も、ハートをがっちり掴まされ、なかなか離してもらえそうにないですね(笑)

なにはともあれ、夢にやっと出てきたまっすーに嬉しくて、朝の目覚めの気分は
最高でした。


土曜日は、高校時代の部活のメンバーと飲み会へ。
年に2,3回必ず開催され、男女10人程が集います。
青春時代を共に過ごしたメンバーは、結束が固いです。
心は18歳のまま、3次会まで楽しく過ごしました。

そして日曜日には、家族で三重県の榊原温泉へ出かけました。
梅雨の中休みで、山の豊かな緑を満喫し、とろみのある良質な温泉に入り
お肌もすべすべになり、とってもリフレッシュすることが出来ました。

気分の充実した素敵な週末を過ごすことが出来たので、幸せです♪









NEWSのアルバム「NEWS」!

7/17にNEWSの5thアルバム「NEWS」発売という
ニュースが飛び込んできました!

あー、うれしい! 待望の、4人の歌声を満喫できるアルバム!
本当に、これを待ち望んでいたのですよ。
きっときっと、ハードリピリピになりますよー。

語弊があるかもしれませんが、私的にほんの少しでも感傷が頭を過ることなく
まっすーとメンバーの曲と歌声に、酔いしれて楽しみたいだけのことです。
決して、過去のNEWS曲を否定してはいないですよ。
これからのNEWSに期待したいことの表れなんです

初回盤A…CD12曲+70分のDVD

初回盤B…CD12曲+CD4人のソロ曲

通常盤…CD12曲+ボーナストラック1曲

シングル3曲が入っているのは想定内ですが「フルスイング」も
入れてくれたのが嬉しいです。
ワコールのCM曲「渚のお姉サマー」はアルバム収録なんだね。
新しい曲もタイトル名を見ただけで、非常に期待が膨らみます。

4人のソロ曲も楽しみだね!
まっすーのソロはどんなかな?
大人まっすーで攻めてくるのかしら

何と言っても、約70分のDVD!4人の自然な姿を収めているという。
まっすーの自然な姿、観たい観たい!
ちょっと、鼻の下の青い部分も解禁してくれてもいいんだよ。
でも、「オフショは見せません!」と言うまっすーのことだから、
自然な姿といっても自分なりに結構作り込んでる気がします。
私は明るい髪色のまっすーが好みなので、舞台後のDVD収録を期待したい
ところですが、まあどちらにしてもとっても楽しみにしています。

NEWS活動、特にまっすーの露出のない苦難の日々を体験した者にとって
昨今の継続した活動には、本当に感謝の念が抑えきれません。
次から次へと、まっすーが聴ける・観れる・会いに行ける!というチャンスが
あることは、非常にありがたいことですし幸せなことです。

とにかく、アルバムが発売になったらテンションが上がることは間違いないし
しっかり聴きこんで、コンサートも何とか希望の会場へ入れることを願っています。
それまでに、色々と頭を悩ます日常ごとも、頑張って取り組んでいきたいです。


リンク先に、新しいお友達をお迎えしました!
コロコロ気分のおちえちゃん。とっても優しくて温かな増担さんです。

私は7年間ずっと増担のリアルお友達がいなくて、ひっそりと応援していたのですが
ブログを始めたことがキッカケとなって、初めてまっすーファンのお友達ができました。
お隣の県なので、会おうと思えば会ってお話ができるのが嬉しいです。

昨日は、なんと一緒にジャニショに行くことができました。
舞台の後の再会なので更にもう、お話は尽きなかったです。
私はまっすーへの思いに感極まって涙を流してしまう程、本音のお話が出来て
とても幸せなひと時でした。
本当に、ありがたいことです。
思い切ってブログを始めて、良かったですー!

増田貴久くんには多種多彩な魅力があるので、ファンの方は食い付きどころも
それぞれに違っていると思います。
私なりの、私が感じたことの、私が勝手に想像するところの増田くん。
そんな楽しみ方でまっすーへの愛を、つたない言葉で綴るブログですが
読んで下さる方、コメントを入れて下さる方には感謝の気持ちがいっぱいです。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

Mステの猫中毒

遅ればせながら、先週ミュージック・ステーションに出演した
テゴマスの感想を記しておきたいと思います~♪

「ひゃあ~、ひゃあ~、ひゃあ~!あーーー!カワイイーーー!!!」
曲中丸ごと全部可愛いくって、何回観ても私の顔は笑顔で固まっちゃいます。

まっすーは、お仕事の区切りで髪型髪色を変えて来ると期待していたので
明るい色になって、ホントに良かったと思います。
ブラウンの猫かぶり物と、色が同化してるのもいい!

猫パフォーマンスの表情の可愛いこと可愛いこと!
こんな、相変わらずのまっすーが観られて、本当に幸せ。
細かい猫の仕草に、胸がキュンキュンさせられます。

それでもって、しっかり踊るところは、あんなモコモコ暑苦しい衣装に
包まれていても、キレッキレ! 喜ばしいことです。
あー、早くコンサートでテゴマスちゃんと一緒に踊りたい!
きらりん、いつでもスタンバイOKですよー。

てごにゃんのマイク・アクシデントがあったけど、それも可愛いかったし
レアな映像として楽しませてもらいました。
てごにゃんを一瞬見つめる、まっすーのあんな顔が観れましたしね。
動揺してしまったのか、まっすーが盛大かつ大胆に歌詞を間違えちゃったけど
さりげなく合わせてくれた、てごにゃんの相方愛には感動でした。

甘い?甘い?
きらりん、可愛い子ちゃんには甘々なんです(笑)

可愛いパフォーマンスに酔いしれて、歌の方も生歌でいいなーと思ったんですけどね。
うちの娘は音楽をやっていたので耳が良いのかな、
「なんかさー。この猫中毒、ハモがたがたじゃん。こんなのテゴマスらしくなーい!」と
ダメ出しされてしましました。キビシイ愛だな。

ひな壇に座っている時は、タモリさんの後ろで見切れているまっすーの腕の血管に
何人のます担さんが釘付けになったことでしょう。
左腕一本で魅了させるアイドル、増田さんって素晴らしいー。

あのにゃんこ着ぐるみ!
東京で展示された時、見学に行けて本当に良かったです。
透明ケース越しの肉球にスリスリしてきたのは、絶対私だけではないですね(笑)

あの時は、まっすー衣装の赤いベストの肩幅サイズにキュンキュンしたのですが
まっすーが着用しているのを改めて観てみると、もっともっと肩幅が
バーンと張っているではないですか。
あの、展示衣装を着せていたマネキンの肩幅が、小さかったのですね!

約一週間ぶりに観るまっすーのアイドル仕様の瞳は、キラキラキラキラと輝いていて
私はアドレナリンが出まくり! 本当に癒しと元気を貰うことができました。





さらにさらに!
こちらでは放映されないミニステのテゴマスちゃん映像も観ましたよ!

いやーーーん、増田さんが珍しく積極的ではないですか(笑)
まっすー、どしたの? キス魔スイッチ入っちゃったん?
がっしりと、両腕で抱いてるし!
てごにゃんは、いつでも受け入れ態勢バッチリだよね。
てごにゃんの求愛が叶うのも、あと少しのようだな(笑)

テゴマスの遍歴、10年愛を知っていたら、とんでもなく萌え映像なんだけど
これ、一般の方が観て、どうだったのかしら(汗)
まあ、猫ちゃんだからねー。それで許されるよねー。どうか許されてくださいな。

この一瞬の映り込み映像に、インパクトを残そうと画策したテゴマス二人の会話を
聞いてみたいものです。
想像するだけで、なんか楽しくなるなー♪



拍手、コメントをありがとうございます。
追記にコメントのお返事です。

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まっすーのRING☆74

今週のNEWSのRINGは待ち望んでいた、まっすーの番!

74回目という数字にまず、ときめいてしまいました。
まっすーは、この不定期に回ってくるはずのRINGの更新を
よく、意義のあるタイミングで登場してくれます。
書く時期を、スタッフさんにお願いもしているのでしょうね。
この、ほんの小さな文章をつづるスペースを、彼なりの美学を持って
ファンとの絆として大切に育んでいる、まっすーの真心が伺えます。

一部分抜粋での紹介しかできませんが… 



大変だったけど楽しかった!

やらせてもらえてよかった!

(略)舞台に慣れていないお客さんも多かったのかなぁ?

楽しんでもらえたかな?



そして舞台について、「最高の経験と出会い」に感謝を述べた言葉で結ばれています。

まっすーの、今の気持ちを読んで…
私は自分の中にあった、ある種の痛みや憂いが、吹き飛ばされていきました。
私はまさに、「舞台に慣れていないお客さん」だったから
こんなに悩んでいたんだねー。
私みたいな珍客がいることも、心に留めていてくれたみたいで。
まっすー、温かい言葉で救ってくれて、ありがとう。

まっすーの文章には、彼のやり切った後の爽快感と充実感が充分に伝わります。
座長としての心構えをもって取り組んだことも、謙虚に語られていました。

思えば、大千秋楽後のカーテンコールで
「こんなに達成感を感じた舞台は初めてです!」と輝く笑顔で語ったことも…

まっすー、良かったんだね!
この舞台がやれたこと、歓喜に溢れているんだねー!

この人は『陽』の人だと、つくづく感じます。
私は、まっすーの根幹の部分の、純真さと太陽のような光が大好きです。
まっすーの心でとらえたこの世界は、きっと光であふれているのでしょうねー。

舞台、おつかれさま~♪

まっすー!
舞台のお仕事、おつかれさまでした~

約一か月間、まとった千葉仕様のものを、ぜーんぶ脱ぎ去って
心身共に、ゆーーーっくり、休養なさってくださいね。

美味しいもの、いっぱい食べて! プクプクOKよ
中丸くんとは、予定を合わせられるかな(笑)
地元のお友達とも、ゆっくりおしゃべりできますか。

まっすーの、まっすーらしさを発揮して、楽しい日々を満喫して
幸せそうな笑顔で、私たちのもとへ帰ってきてね

ザ・アイドル増田貴久として!

本当に、本当に、本当に。
今回は大変な舞台のお仕事だったね
本を読んだとき、「まさか、ここまでとは」って言ってたもんね。
実際の演技にはない、行間の千葉の行動には、想像を絶するものがありました。
ジャニの演じる人物像に、こんな過激な描写のある役って、他にあったかな?
もの凄く考えて、想像して、咀しゃくして、千葉役に入り込んだんだね。

お母さんは、涙が出そうだよ。

初の本格的ラブストーリーも、魂を込めて演じきりました。
つくづく、役者って大変なお仕事だと思い知らされましたよ。
テレビや映画は、コマ撮りしたり映像効果で盛り上げる手法が取れるけど。
生の舞台は、生身の体一つで表現しなければなりません。
舞台の上では、お相手のことを、本気で愛する気持ちにまで登り詰めないと
愛は具現化できないものね。

お母さんは、心が折れそうでした。

こんな、お母さんもどきの感傷など、どうでもいいですね

今回の作品は、まもなく27歳を迎える増田貴久くんが、将来を見据えて
幅広い役どころを勝ち取るために、打って出た戦いだと思っています。

今は、戦場から生きて帰って来た息子を、思いきり抱きしめたい気持ちでいっぱいです。

当のご本人は、困難な役どころに徹していても、けっして孤独にこもることなく
座長として明るく元気に心を配り、座組を盛り立て、みんなに愛されていました。
まっすーって、本当に、素晴らしいね!

次は、猫になってキャワキャワです。
今週は、Mステのテゴマス・猫中毒で、思いっきり癒してもらえるー!

ストレンジ・フルーツ感想②

「ストレンジ・フルーツ」二回目の観劇感想です。

大阪公演は、ストーリーの好みは全部置いといてーーー。
この作品を、役者さん達がどう演じているのかを主眼に観てこようと
気持ちを切り替えることにしました。
もし、また気分悪くなったら、増田くんだけ見ていればいいやー。
このリラックスした観劇スタイルも幸いして、私にとってとても後味の良い
舞台となりました。

★5/30大阪シアター・ドラマシティ

座席は6列目、センター上手側

ここの舞台は幅が狭くて、セットが東京公演よりも、ずっと密に配置されていました。
役者さんの立ち位置も少し変わってくるのだな、と期待。
近いので、演者の表情がはっきりと見えます。

冒頭のシーンでは、カナがビデオカメラを構える千葉を見つめて
一瞬、微笑んでから首にロープを掛けるのが分かって、怖かったよー。
カナの死ぬ瞬間を、千葉が撮影しているんだよ。
うーん、このシーン、やっぱ苦しい。辛い。怖い。


カナの葬式と聞いて、駆けつけて来た5人の元アーティスト達。
すごいよ!5人が客席で縦横無尽に動きながら、迫真の演技!
私は、5人+舞台上の千葉の真ん中にいるのです。
セリフがバンバン、私に向かって発せられるので、もの凄い迫力です。
私にもライトが当たっています。
まるで自分が、お芝居の渦中にいるような臨場感!
千葉がお腹の大きい美晴に向かって「特にお前!」と指さして怒鳴るのが怖い。
身重の体を気遣っているのかと思いきや、一番アーティストとは程遠い妊婦だからか。


千葉は、何であんなに怒っているの?作品のカナを見せたくなくて追っ払っているの?
と思ったけど、結局は見せるのだから、脱落して今では一般人となった5人に対して
見るなら、ちゃんとアーティストとして覚悟を決めろ!と喝を入れているのだな。
それと、事を行った直後なので興奮状態だったのですね。
棺の向こうに座っている千葉の背中には、もの凄くエロスを感じました。
果てた後の、気だるい余韻に浸っているオトコの背中だよ!

ピクニックの最終日、再び集まった5人の前で、公開される最優秀作品。
制作者は千葉。作品はカナの心臓で作ったストレンジ・フルーツ。
それを見つめる5人の姿を、千葉がビデオカメラに収めて「カッーーート!」
私はこの時初めて、ストレンジ・フルーツは全員の共同制作なんだと理解しました。

#1のシーンで、カナと千葉がストレンジ・フルーツを作ることを決意して
カメラを「アーーークション!」した日から、7人の制作現場、7人全員の作品を
含めた365日の記録を、ストレンジ・フルーツという作品に千葉はしたんだね。

初回で感じた、クラマに魂を支配されただけの千葉ではなかったんだ。
千葉は、最後までアーティストとしての魂は売らず、オリジナリィを追及したんだ。
さらに、私が初回で感じた「カナを可哀そうに思って」というより、カナの最期を
アーティストとして完成させてあげたかったのではないかと思えました。

最初(最後)の映像で、強く印象に残っているのは、ナイフを振りかざした千葉の
イッちゃてる目!あの目が凄まじかったです。
あの映像を撮った時の、増田さんの感情移入は想像を絶します。
後にも先にも、増田さんのあんな目は、もう見られないと思いました。

長くなるので割愛しますが、今回近い席で分かったこと、見えた物がたくさんありました。
それによって、感じたことも違ってきますね。
2回とも見えなかったのが幸いだったことも、あります(笑)

私が東京と大阪で、感じたことが最大に違ったのは、#1のシーンです。
カナと千葉がお互いの想いを打ち明け、心を一つにする重要な場面です。
東京では、二人のセリフが、掛け合いにしか聞こえませんでした。

今回は、距離が近かったせいも多分にありますが、二人の愛情の強さがもの凄く
セリフに込められていて、秀逸でした。
千葉から、一筋の涙が床にポトーンと、こぼれるのが見えました。
この時の千葉を、魂を振り絞って演じている増田さんには、深く感動を受けました。
増田さんが表現するところの究極の愛。素晴らしかったです。
カメラを挟んで向かい合う、カナと千葉の間には、しっかりと愛が見えましたよ。

このシーンが、ぴったり決まると、全体の印象が変わります。
一回目のカーテンコールで、まっすーはまだ涙を引きずった表情をしていました。

この舞台は、5つの場面での感情表現の違いが厳しくて、まっすーは
5人格を演じるような難しさがあったと思います。
本当に、良くここまで集中して成長した演技を魅せてくれました。
ストーリーについては、色んな意見があると思いますが
この舞台のおかげで、まっすーの演技の新たな一面が見られたことには感謝です。


駅に向かう私の足取りは妙に軽く、心は満足感で溢れていました。

ストレンジ・フルーツ感想①

本日、舞台「ストレンジ・フルーツ」は千秋楽を迎えます。

役者さん達にとって、たいへんにエネルギーを使う演技の連続だったことでしょう。
無事に、この長丁場を完走されましたこと、誠におめでとうございます!
舞台の評判が大きくて、とても良いことを伺い、増田くんファンとして
彼を誇りに思いますし、携わった全ての方に感謝の思いでいっぱいです。

それでは、私の感想を綴っていきます。
初回と二回目では、受けた感情は大きく違います。
初回はかなりネガティブな衝動に駆られた私の正直な気持ち。
二回目ではポジティブに昇華することができたことを、初めに述べておきます。

★5/24東京グローブ座にて初回観劇(順不同の感じたままに)

座席は最後列、センターから少し下手。

始まる前の舞台セット、中央のロープを見て、すでに嫌な予感が襲う。
登場したカナの一連の行動に、私はこの世で見たくないものを見てしまった。
ストレンジ・フルーツという芸術の真相が明らかになった時、
私は気持ちが悪くなり、涙のために用意していたタオルで口を覆った。

いやはや、公式のストーリーに、すっかり騙されてたようです。
町おこしの一環として、人を呼ぶための最高の芸術作品を完成させるという
公益プロジェクトではなかったのか…
一億の先行投資の価値がある、万民を魅了することのできる最高の芸術作品とは
一体、どんな壮大で美しい作品なんだろうと、私は期待してしまっていたではないか。

クラマの、ストレンジ・フルーツという官能芸術を弟子の手で再び実現させるための、
私的なプロジェクトだったんだ。
海老沢は、クラマに雇われたニセ公務員だね。公にできる訳がない。
一億はクラマの個人マネー、7人のアーティスト達はクラマに選ばれたコマ。
廃校はクラマの愛した妻の母校、クラマと妻のかつてのストレンジ・スルーツの舞台。

この私的な死体アートは、はたして芸術なのか…。
私は、この舞台作品に倫理観を振りかざすつもりは毛頭ありません。
舞台そのものが芸術であり、残酷さも官能も退廃や悲哀も喜びも
作り手から自由に表現として提示され、それを観た者の心を揺さぶり、感情をあぶり出す。
その、心に投影されたもの、宿ったものが強いほど、お芝居の醍醐味だと思っています。

しかしながら、この作品のストレンジ・フルーツという行為表現が、
私の感受性にとっては苦痛を伴う非常に残酷で苦手なものでした。
セリフで説明されたものが、頭のなかで鮮明に映像化されてしまうのです。
ですので、このショッキングな行為を知ってしまってからは心が打撃を受け
私はこの作品の深いテーマから逸脱して、置いてきぼりを食ってしまった様です。

ピクニックと表する品評会で、酷評され脱落させられるアーティスト。
服飾デザイナーの森下が才能を打ちのめされ、のた打ち回って苦悩を表すシーンで。
私は以前、国立芸大出身のデザイナーであるママ友さんからの、こんな話を思い出しました。
「芸術をやってる人間は、自分の個性こそが命。それを少しでも否定するようなことを
言ったりしたら、猛然と怒り出すよ。自分がいかに人と違うのか、そこに誇りを持って
生きてる。そんな人間ばっかりだよ。」
自分には別世界の芸術家たちの苦悩は、そんな下地があったので、決してオーバーな
芝居表現とは思わずに入り込めました。

最後列なので、演者の表情は掴めません。セリフと声の響きとアクションだけで
登場人物の心情を探っていました。

クラマという人物には、怒りの感情だけが湧き立って、私にはその持って行き場がない。
クラマ自身が、かつて愛する妻と作り上げた、ストレンジ・フルーツという作品。
千葉が、その時の気持ちを訊いた場面。
ためて、ためて、ようやく放った言葉は…
「さ、い、こ、う、だったよ。」完全にイッてると思った。
この時の千葉の表情変化を、すごく観てみたかったです。角度により、残念至極。
クラマにとって、ストレンジ・フルーツは最高の芸術作品というよりも
倒錯した世界の中の行為であり、そのエクスタシーが忘れられないんだ、と感じました。

クラマの歪んだ愛と芸術の世界観の中で、この官能を自分だけに収めておくことが
できなくなった。
ストレンジ・フルーツの甘美に支配された孤独に耐えきれず、共有者を作りたかった。
再び誰かに作らせることによって、新たなエクスタシーを生み出したかった。

まるで悪魔の所業のように、そこに選ばれて生贄として差し出された千葉とカナ。
千葉は自分に似ている。才能に伸び悩んでいる。
カナは身寄りがいなく孤独、しかも余命わずか。
二人とも芸術家としての魂があり、自分の教え子なので料理しやすい。
そして何より好都合なのは、二人が愛し合っていること…


私、初回観たときはー。
悪魔的支配者クラマの策略により、集められた7人のアーティスト達。
千葉とカナは、クラマの欲望に叶った作品を作らせるため。
他の5人は、千葉に実行させる為だけに存在する養分。
カナは、予め手なずけた。カナにとって、愛する千葉の作品となって彼の心に焼き付けて
死ねるなら本望。
千葉は、初めはそんな作品を自分が作るなんて、とんでもないと拒否するが
愛するカナに懇願されて、カナの想いを叶えてあげるために、遂に決意する…
千葉は自分の才能の行き詰まりを感じていたので、クラマとカナの思惑に見事嵌った。
そんな、ドM感ありまくりな千葉、運命に翻弄される千葉。
及びその他の人物との構図が否めなくて
公式に書いてある、「純粋な愛に殉じた二人」には、心が到達しませんでした。

そもそも、私は「愛に殉じる」という言葉が好きではありません。
「愛に生きる」方の、断固支持者ですので。

グロテスクな描写に囚われすぎてしまった私には、この初回鑑賞では
千葉の作った「ストレンジ・フルーツ」が残酷な単体の作品としか
読み取れませんでした。

次に観たときに、そうではないことに気が付きました。

観た方の多くが「優しい気持ちになれた」と語られていました。
増田くんも、「鋭い作品ですが、観た人が最後に優しい気持ちになってくれれば」と
言っていました。
「優しい気持ち」を探ってみましたが、見いだせなかった私の心が残念でした。

まっすーが、この内容の千葉を、なぜやりたかったのかを考えると
頭の中を、色んな考えがグルグルと回ってしまいます。
この舞台、まっすーが、やってみたいと思って実現したんですよね。
初稿の段階では、本番の台本と違っていることは想像できます。
まっすーは、この本のどこにスイッチが入ったのかな。
まさかー、「なんか、オシャレ~♪」とでも思ったんではないよね、と
この考えは否定したものの、この人ったらパンフの対談で
「読めばよむほど、オシャレな本だなと思いますね。」って言ってたよ~(汗)

まあ、とにかく、増田さんが、あえて自分の世界と真逆を演じて役者としての
自分の可能性を拓いてみたいと、挑戦したのですよね。

うん、それは、大成功だと思っていますよ。
カメラが入った回があったそうですが、多くの関係者各位様に観てもらって
増田さんの、これからのお仕事が幅広く、多くのチャンスに恵まれることを
心から願った初回鑑賞でした。


余談ですが、まっすーと仲の良い伊藤さんが、ツイで報告をしていました。
舞台を観た伊藤さんは「なんか、胸が痛い」と感想を伝えたら
「でしょー?」と、まっすーは言ったそうです。
きっと、満面の笑顔で伊藤さんにそう言ったんだろうなー。
ということは、私の胸の痛みも、まっすーからすれば
「してやったり」という感じなんですねー(笑)

以上、初回の感想でした。
(ほんとはもっとムカムカドロドロして落ち込んでいたんだよー)

二回目の感想は、次の記事にアップします。
次は、晴れやかな感想です(笑)










プロフィール

きらりん

Author:きらりん
まっすーの笑顔が大好き
エクボが見られたら幸せ
だいぶ大人のまっすーファンです

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